<山登りとサプリメント>

ハードなコースの時はサプリメントを 使ってみることにした、今年からである。 そうゆうものを使う事には何か抵抗があったが、使ってみると確かに効果があり疲れにくい。 若いハイカーやランナーは使っているのに、中高年のほうが逆に使用をためらっているのかもしれない。 我々のほうが体力が落ちているのだから、安全な登山をするためにも積極的に利用しようと思っている。 また山行中の食事や、行動食についても見直してみたい。
少し古い記事だがサプリメントに関する新聞記事を紹介します。

by H.P管理人

<中高年登山>サプリ、安全登山に有効

◇バランス改善にアミノ酸 ポリフェノールで疲労回復
山本正嘉・鹿屋体育大教授(運動生理学)は、たんぱく質などを合成する化合物、アミノ酸が登山能力の向上を示す研究成果を発表した。
食品化学会社などと共同で、登山を模擬したビルの上り下り実験をした。20代の男性8人を、 アミノ酸(体重1キロ当たり0・12グラム)を飲むグループと飲まないグループに分け、 1200メートル級の登山に相当する上り下りをしながら3杯ずつ飲んでもらった。
実験前後に目を閉じて片脚立ちするバランス能力を調べたところ、アミノ酸を飲んだグループは、 実験前と比べ実験後の時間が11%伸びたのに対し、別のグループは29%短くなった。
山本教授は「中高齢者の転倒事故は下り坂でバランスを崩す例が多い。 登山前と途中、登山後に分けて十分な量のアミノ酸をとってほしい」と話す。
また、杏林大の大野秀樹教授(健康科学)らの研究グループは、 抗酸化作用を持つ植物成分「ポリフェノール」の一種が疲労回復に効果があることを明らかにした。
空気を吸うと、酸素の一部が強い酸性になる活性酸素が発生するが、 多くは体内で分解される。しかし激しい運動で大量の酸素を体内に取り込むと、 分解されない活性酸素が強い酸で細胞を傷つけ、機能を低下させる。そこで注目されたのが、 活性酸素の除去に役立つ「抗酸化物質」だ。
アミノアップ化学(札幌市)は、ライチ果実から抽出したポリフェノールを分解し、 体内への吸収力を高めるサプリメント「オリゴノール」を開発した。
大学陸上部選手計47人(男25人、女22人)で52日間実験し、アンケート調査した結果、 オリゴノール服用期間だけ高い疲労回復効果を得た。尿検査でも、 分解されない活性酸素を示す数値が服用期間中は低下し、中止すると上昇する傾向が見られたという。
大野教授は「中高年登山は加齢と高所に、活性酸素が加わればイエローカードの色は濃くなる。 抗酸化物質の吸収効率の高いサプリメントの服用を勧めたい」と話す。
転倒事故は、下り坂でつまずいたり、バランスを崩して起きることが多い。 脚がガクガクするのは、筋細胞が壊れることによって起きる症状だ。 山本教授は「登山をする中高齢者は体力に自信がある人が多いが、 若いころに比べて脚力が弱っていることの自覚が必要だ。まずは自分の体力を知り、 レベルに応じた山を選ぶことが大切」と呼びかけている。

【毎日新聞(2009年6月12日(金)付け)】より抜粋